
ふつーーーーの和食の地味~な食卓。
でもこんなんが一番好きな私なのよ^^
おばあちゃんみたい?(笑)

きんぴらに・・・・

塩鮭。
これさえあったら、ごはんが最高にうまいっ!!
夕飯の食卓にはいつもテーブルクロスが敷いてあるけど、
今回はなし。
この机そのままの食卓の雰囲気も、私はとてもお気に入りなのよ^^

これが我が家のダイニングの机。
ニレの木でできた机なの。
これねぇ、私の父が、私が小学生の頃に見つけてきた机よ。
(イスは別物です。)
そう30年物ってところ。
はじめはもちろん実家でダイニングテーブルとして使い、
(小学生の頃もこれでご飯食べてたの^^)
少し手狭になったので、新しいダイニングテーブルに変えたのを機に、
この机は私の部屋にやってきたのよ。
この机ねぇ、伸縮性で横幅が90cmくらいまで縮むわ。
(写真の状態は広げた状態で120cmほどです。)
だからコンパクトにした状態で、その日から私の勉強机になったの。
中学、高校とこれで一生懸命勉強したわ。
で、その頃は自分の病気とも直面した時期で、
この机につっぷしてよく泣いたもんなのよ。
どんどん叩いて怒りをぶつけてみたりもしたわ。
涙やぶつけどころのない私の想いを、たぁ~くさんこの机は受け止めてるのよ。
なかなか辛抱強い机でしょう?
で、大学にあがった頃には、今度はこれが私のミシン用の机にかわったの。
広げて使うと、ミシンとロックミシンが両方置けてちょうど良かったのよ^^
これで、がむしゃらに働いている時の仕事着も全部作り、
結婚が決まってからは結婚式の二次会のパーティーの服も縫い上げたわ。
型紙から生地をとる時も、この机の上で針をうって作業したから、
実はその針傷がこの机には無数についてる!
酷使しすぎかしら?(笑)
で、いよいよお嫁にいくっていう時ね、
この机をどうしようかすごく迷ったのよ。
結婚のためにいろいろな家具を買いそろえたんだけど、
最後までダイニングデーブルは迷ってさぁ・・・。
でも、最終的にはどーーーーしてもこの机を置いて嫁に出ることができないという結論に至ったのよ。
いろーーーんな歴史を刻んでるっていうのか、
私の生活の中には、もうなくてはならない存在になってたというのか、
あって当たり前になってたっていうのかしら。
ただ、イスがなくってね^^;
この机に合う質感のイスを探すのは相当難しいだろうってことになって、
やっぱり駄目かなとあきらめかけたんだけど、
ふと立ち寄った家具店に、
なんと同じ質感のイスだけ4脚!!
私を呼ぶように並んでたの!!!!
イスだけがこんな風に売ってるってすごーーーーくめずらしいこと。
だから私は運命だと思い、迷わずそこで買って
無地、机と一緒にJUNA夫の元へ嫁いだってわけ(笑)
それからはまた元の役割のように、私達夫婦のダイニングテーブルとして活躍してくれたわ。
二人の時なら縮めた状態の広さで充分。
しかもアパートでせまかったしね。
むすめが生まれて今の家に引っ越してきたのを機に、またテーブルをいっぱいに広げて
今、毎日の食卓として使ってるわけなのよ。
私達家族が囲むあったか~い食卓にはなくてはならない存在よ^^
もうここまできたら、私一生大事に使うんだと思うわ、この机・・・・・。
とにかくすごーーーーーーーく思い入れのある机ってことかな~。
新しくて便利なものをどんどん買うことももちろん楽しいけど、
こうやって思い入れのあるもの一つを大事にしていく気持ちっていうのも、
私は大事なんじゃないかな~と思っています。
目を閉じたらいろんなものが思いだされる品ってそうそうあるもんじゃないわ。
それって、他人からみたら見た目は古かったり汚かったりするのかもしれないけど、
その人にしか見えない歴史が刻まれてるとてつもない価値観を持っている宝物でありうるんだと思います。
長い人生の中でそういうものを作るって、
意識してできることじゃない。
気が付いたらそうなっていたって場合がほとんどたと思うの。
そういうものを見つけて、
それを眺めた時にほっとするっていう気持ちも
日常を大切にする中ではとっても重要なことだと思っています。
あなたのまわりにもそういうものがあるかもしれないよ。
そういうものに気が付く気持ちが
日常を大切に生きるっていう気持ちにつながるんだと思います。
ぜひふと足元に目を向けてみてね。
そして自分がその場所に立っていられることをありがたいと思えたら
なんとも言えない幸せ感がきっとあなたを包んでくれることだと思います^^
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