
この頃ようやく全国区になってきたかなぁという
静岡おでん!
地元のものが、有名になるっていうのは嬉しいものよね^^
今回レシピブログさんの焼酎のモニターに当選した時、
焼酎に合うといったら、これの右に出るものはなかろう!!
ってことで、早速作ったわ~
まず、具の紹介からしようかしら。

さつまあげ、なると、ちくわ、大根、じゃがいも、がんも+厚揚げ、
早煮こんぶ、こんにゃく、卵、
↓そして、黒はんぺんに牛すじね。
(この二つが特徴的♡)

ま、具はなんでもお好みでいいんだけど、この上二つははずしてはいけないの。
バブちゃんからのコメで以下赤字で追記するわね。
こっちでははんぺんって言ったら黒が当たり前なの。
みんなが言うはんぺんっていうのは白いのでしょう?
私たち、「しぞーか人」はこれを「白はんぺん」とあえて呼ぶ(笑)
白はんぺんが魚+やまいもなんかをつなぎにふわふわに作ってあるのにたいして
黒はんぺんは主にいわしを使ってます。しかも丸ごとね。骨も皮も全部入ってる。
すりみにして塩を加えて茹でたものなのよ。
丸ごと入ってるから黒い^^白はんぺんとは食感も味も全く別物です。
お汁が黒いのも特徴的♡
っていってもね、この黒さはまだ甘いわ。
私たちは子供の頃からおでんに慣れ親しんでるの。
だって、駄菓子屋さんに絶対におでんのコーナーがあるのよ。
子供たちは普通にそこに座って、当たり前のように、おやつにおでんを食べるの。
夏も、冬も関係なし。当時1本40円とか、卵は高くて70円とかね。
よく夏休みプールへ遊びに行った帰りは、必ず駄菓子屋でおでんっていうのが
当たり前のコースだったわ。
小腹がすいても、とりあえず駄菓子屋でおでん。
大人になっても、こっちにはおでん横丁なんてものがあって、
おでんやをはしごするのよ。
お昼のランチに、静岡おでん定食なんていうのも普通にあるわ。
こういうお店の静岡おでんのお汁は、「○十年もの」なんていうのがざらにあって、
とにかく真っ黒なのよっ。
継ぎ足し継ぎ足しで作った駄菓子屋系のおでんは特に絶品よ。
深みとコクが半端じゃない!!
さすがに、こういう味は家庭ではできないんだけど、
静岡に住む奥さんたちは、
「家庭でできる静岡おでん」っていうのを作るの。
私は子供の頃に、母からこの静岡おでんの作り方を教わり、今に至ってるわ。
これもまた、
静岡を代表する家庭バージョンの静岡おでんね。

↑これが、静岡おでんには欠かせない「牛すじ」(国産物)
300gで400円くらいってところかしらねぇ。
静岡のスーパーでは「おでん用」って書かれてふつうに売ってる(笑)
これ+かつおだしでスープを作るの。
ていっても、すじは具として入れれば、それでいいんだけどね。
すじは、細かく切って

こうやって串に刺すの。
すじは固いので、串に通すのはけっこう大変だわ
・・・ってことで、これはジュナオにやってもらいました。
以下赤字追記
ほか、みんな串に通すんだけど、卵やがんもなど串からするっと抜けやすいものは
串の先端に牛スジ肉の破片を刺して、抜けないようにするの。
こんにゃくの小さいのを刺してもOKよ。
でもって、じゃがいもは最初から入れちゃうと、煮崩れて跡形もなくなるから、
最後のほうで入れるといいわ。

あとは深鍋に串にささった具をこうやって入れて、
(生の湯どうしした昆布も、串にさして、た~くさん入れるのよ^^だし代わりにもなるの。)
ここにかつおだしをた~~~っぷり投入。
で、酒としょう油のみで味付け・・・
って言いたいところなんだけど、相当の量のしょう油を使わなければならないため
塩を足して、しょう油は量を控えるなんて方法を、家庭ではとったりします。
(しょう油を買っても買っても、冬場追いつかなくなるから-笑)
それでも、酒、しょう油はタバタバタババっとかなり入れます。
量は本当に長年の勘ってところ。
ブログ用にと軽量しながら入れようとも思ったんだけど、
逆に勘がくるっちゃって味が変わっちゃうから
この日ばっかりは、いつもみたく目で覚えている量を入れたわ。
(はっきり量が出せなくてごめんね~)
あとはひたすら煮るだけ。
だいたい、静岡のおかんは、午前中に仕込んで一日煮てます。
とろ火でずーーーーーーーーっと火を通してるって感じね。
一日中家中、おでんの匂い。
でもって、母さんは出来上がった頃には匂いでおなかいっぱいで
「いらんわ~」
っていうパターンね(笑)
↓はい、出来上がり~♪

いっただきま~す☆
今回、具がよく見えるように、土鍋に移したの。
普通は、でっかい鍋のまま出すか、
こっちの人はけっこうおでん鍋っつーものが家庭に普通にあったりするので
それで卓上に出すわぁ。

牛すじはプルンプルンになってるの♡
でもって、もう一つの静岡おでんの特徴。
食べるときに、青海苔とかつお節が粉になった「おでん粉」なるものをかけるのよ。
黄色のからしも付くわ。
以下もバブちゃんのコメにより追記
「おでん粉」・・・・こっちでは普通にスーパーに売ってるよ^^
それが全国的なのかどうなのか・・・・ちょっとわからないわぁ。
青海苔(アオサ)と鰹節の粉っていっても、
商品によっては、さばやあじ、煮干の粉がミックスされたものもあるし・・・。
いろいろだわ。とにかくこっちには「おでん粉」って書いて売ってる。うん。
全く見つけられなければミルミキサーなんかで、できるかも。。。フープロでもいけるかなぁ。
※駄菓子屋さんでは甘味噌にくぐらせる場合もあります。

で、静岡おでんといったら、お酒は焼酎。(ま、日本酒もありなんだけどね。)
ここでは
「静岡わり」っていうのがメジャーなのよ。
焼酎を静岡茶で割るの。
お店に行くとね、焼酎のボトルといっしょに、
みんな静岡茶のマイボトルも頼む(笑)
それを氷を入れたグラスでわって飲むのよ。
二日酔い知らずよ、この静岡わり。
・・・っていっても、あたしは飲めないんだけど^^;
今回のモニターで頂いた焼酎は、
割ってしまうのはもったいないくらい、すっきりとしたのみ口だったので、
ロックで頂きました。
この静岡おでんにあうのは「麦」のほうね。
焼酎が苦手な私でも、飲みやすくってびっくりしたわ~。
急に寒くなってきたので、
おいしいお酒とおでんで、心も体もホッカホカにしてあげるといいわよ~♡

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